二段カシメ
二段カシメの特長
・当社独自のプレス加工によるカシメ技術
・旋回部の強度を確保し、よじれに強い
・長期間の安定した旋回動作でガタツキを低減
二段カシメについて
パッキングキャスターに施した二段カシメ加工は、製品を長期間使用しても変わらない旋回性能と製品強度を高めるプレス加工方法です。
主軸旋回部断面(右イラスト参照)
① 一段目:皿付けカシメ工程
取付座金(角皿)と上皿(上部旋回部品)を主軸に締結させます。
旋回部のガタツキはこの時の加工寸法で決まります。
② 二段目:胴体カシメ工程
①で皿付けした部品に本体部品と下皿(下部旋回部品)を組み付けて締結させます。
※①の工程で角皿・上皿・主軸をしっかりと締結させることで、旋回時にかかるよじれの力にも耐えられるようになり、長期間ご使用頂ける強度になります。
※②の工程で主軸下端部を塑性変形により径を拡大することで、外部から加わる力による下皿部品の脱落を防ぐとともに、本体部品の滑らかな旋回状態を保ちます。
【二段カシメにこだわる理由】
二段カシメはパッキングキャスターの旋回部の強度と旋回動作の滑らかさを両立させる加工方法です。
一回のカシメ加工で旋回部を構成することもできますが、旋回部のガタツキがばらつく、
外部から加わる力によるよじれに対して弱いことなどから、カシメ加工を二工程に分けています。
一段目の皿付カシメ工程で徹底した寸法管理と、二段目の胴体カシメ工程で旋回状態とガタツキを確認し、一つ一つに手間をかける事により、繊細かつ堅固な胴体を提供する事ができます。
パッキングキャスターを長期使用しても変わらない旋回性能と、製品強度を高める加工方法ですので、
長期に渡りキャスターをご使用頂けるよう、人の手によって確認と調節を行い高い品質の維持に努めています。
※ 旋回性を維持させるメンテナンスがあります。
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最高のパフォーマンスをお届けしています。